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7月15日&22日放送は想像の翼を広げてくれる富山発のパペット作品!

2011年7月15日

富山の音楽シーン、ステージシーンを応援するOTANIふれ逢いステーションによる
ふれステ・マガジン、2週に渡っては人形劇や影絵に取り組む皆さんをご紹介
ということでゲストに来ていただいたのはアメリカ出身で富山市在住のプロのパペ
ティア、ジャック・リー・ランダルさんとランダルさんと一緒にパペットステージ
を展開している射水市に拠点をおくマオ・カンパニーのメンバー、広田郁世さんの
お二人。影絵は英語でシャドー・パペットと言い、手で動かす人形劇と同じパペッ
トの手法の一つ。複数のOHPを重ねて投影しながら動く映像を生で作り出していく
様子はファンタスティックなのです!主にランダルさんが作品の構成や演出を考え
影絵のデザインを日本画家でもある広田さんが担当するというコンビネーション。
もともと人形劇の盛んなアメリカ・アトランタのプロカンパニーに所属していた
ランダルさんが98年、共同作品製作で訪れた富山の地に惚れ込み、2002年
に再来日しALTをしながら人形芝居を続けてきました。晴れて去年の夏から
日本でもプロのパペティアとして独立し、富山を拠点に全国各地でのワークショ
ップや公演に情熱を傾けています。マオ・カンパニーは2006年紺野美紗子さん
の朗読とコラボした能楽堂での「スーホの馬」公演をきっかけに出来た人形芝居
グループ、皆さん仕事をしながら人形劇に取り組んでいるそうですよ。ちなみに
ランダルさんはALT時代はジャック先生、人形芝居仲間からはリーと呼ばれている
とのことで番組では「ジャック・リー」さんと呼ばせていただきましたがお父さん
も同じ名前だそうでちょっと混乱しそうですねぇ。
親子で楽しむ朗読に力を入れている紺野美紗子さんが「スーホの馬」での出会いを
機に自ら主宰する朗読座の第2弾として大好きな富山の影絵と共演したいとの思い
を受けてランダルさんが提案したプログラムはアメリカの子ども達に親しまれてい
る切なく心温まる童話「ベルベットのうさぎ」。今月26日の東京サントリーホー
ルでの公演に先立ち21日(木)午後6時半から富山県教育文化会館でステージが行
われます。紺野さんの朗読とランダルさん達の影絵、そして音楽に谷川俊太郎さん
の息子である賢作さんによるピアノ、ベース、ボーカルのトリオDivaがコラボレー
ション、即興的な音表現を受けての影絵も見どころということですよ♪
次回は来月4日から開催される長野県飯田市の「いいだ人形劇フェスティバル」での
出演内容やパペットの魅力についても伺っていきます。どうぞお楽しみにー!!!
本日お届けした曲は枯葉剤で不毛の大地に緑がよみがえる願いを託したオリジナル
影絵作品「Wish」の音楽(吉本佳代さんの歌、ヤマダベンさんのディジュリドゥー
など富山のアーティストとのコラボ)☆、来週はDivaの曲「メガネ」をお送りする予
定です☆(実はランダルさん、パペットラボとは別にDivaのボーカルmakoringさんと
二人でゲリラライブも長野であるそうな!!!)
富山発のパペット作品が世界の人々の心に幸せを届けてくれるといいですねー♪
(ランダルさん達のオリジナル作品はYou Tubeでも見ることが出来ますよ☆)
                          (Takagishi記)

FMとやま 5:17 PM