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3月11日&18日は20周年記念コンサート開催、スキヤキ・スティール・オーケストラ♪

2016年3月18日

2週に渡っては富山の音楽シーンを応援するOTANIふれ逢い
ステーションによるふれステ・マガジンです。
今回は結成20周年を迎えたスキヤキ・スティール・オーケ
ストラから代表の倉田さんとメンバーの広瀬さんをお迎え
しました!
91年に開館した福野ヘリオスでレネゲイズのブライアン・
ブルーマント氏からワークショップを受けていたメンバーが
95年に立ち上げたスキヤキ・ステール・オーケストラ、略
してSSO。オーケストラ編成のステールドラム楽団としては
全国的にも先駆けの存在です。ネーミングはもちろん、ヘリ
オスで毎年8月に開催しているワールドミュージックの祭典、
スキヤキ・ミーツ・ザ・ワールドから名づけられました。
スティール・ドラムはカリブ海の島、トリニダード・トバゴ
の民族楽器、ドラム缶を打ち出した表面の凹凸で音階を作り、
独特の美しく明るい音色とハーモニーを響かせます。トロピ
カルな雰囲気がいいですよね♪団員は自分の周りにいくつも
音階の違うドラムを置いて、演奏するそうですが、ピンポイ
ントで音を狙うのはほとんど体感のなせる技だそうですよ。
ほぼ創設期のメンバーである倉田さんに、結成2年目で挑戦
した現地のフェスティバル体験を伺いましたが、プロも出場
するコンサートに遠い日本から参加、練習していると耳の肥
えた人々から氷を投げられたり、散々だったようですが、そ
の2週間の頑張りが、大きな成果になったと言うのもドラマ
のようですよね。現在は約30名のメンバーで近隣はもとよ
り、滑川市などからも参加、中1から50代まで幅広い年齢
が一緒になって音楽を奏でているのも素敵です♪(倉田さん
は親子でメンバー☆)またSSOはドラムが設置してある専用の
練習場、パンヤードを持っているのですが、それだけの設備が
あるのも極めて稀、また毎年、ドラムのチューニングを、現地の
調律師の方に来てもらって、やっているのだそうですよ。すご
いですねー(ちなみにSSOのスティールドラムはレネゲイズ仕
様で、それも他とは違う特徴なのだそうです。)
さて、毎年2月から3月にかけては、新メンバーの募集も兼
ねてワークショップを行っていますが、広瀬さんも、広報で
見て即やりたい!と参加になったのだそう。もともと、ピア
ノや管楽器もされていたとのことですが、順番に音が並んで
いないスティールドラムの手ごわさは半端ないそう。その分
他の楽器にはない楽しさが沢山あると目を輝かせてお話下さ
いました。今年も新たなメンバーがワークショップに参加し、
まもなくのコンサートを迎えます。そして今回は結成20周
年記念の節目のコンサート、SSOだけではなくスキヤキ・ミ
ーツ・ザ・ワールドを介した仲間たちが特別ゲストで参加し
ます。無国籍打楽器集団・サラマレクム。ブラジル北東部の
打楽器ユニット・トゥーマラッカ。それぞれの演奏のほか、
SSOとトリニダード・トバゴの曲を熱く繰り広げます。また
モザンビークやメキシコのテイストを伝えるスキヤキ巨大人
形隊もステージを盛り上げてくれますよ!
スキヤキ・スティール・オーケストラ20周年コンサートは
3月20日(日)14時開演(13時30分開場)
南砺市福野文化創造センター「ヘリオス」で開催。入場無料。
今回は、SSOの2000年に収録されたCDを聴きながらお届け
しましたが、彼らの演奏でSUKIYAKI(「上を向いて歩こう」)
はしみじみ心に沁みましたね♪
また、代表の倉田さんは、カリプソを始めとする現地の音楽が、
スティールドラムに一番ぴったり来るとおっしゃっていました
が、来年は現地を訪ねてちょうど20周年、新たな節目の年に
夢が広がります。
先週お送りしてのはSSOの演奏で「Hot Hot Hot」☆本日お届け
したのは「La Bamba」でしたー☆☆☆
富山の誇り、SSO、益々の活躍をー!!!
(Takagishi記)
FMとやま 5:17 PM