２週に渡っては富山の音楽シーンを応援するOTANIふれ逢いステー
ションによるふれステ・マガジン。今回のゲストは富山市のシンガ
ーソングライターｎｏｒｉｃｏさんです。FMとやまのインディーズ
アーティスト・ピックアップで「笑顔になれるこの街に生まれて」
が１・２月の推薦曲として流れていますが透明感あふれる歌声、魅
力ですよね。富山、石川にてオリジナル曲を中心にキーボードでの
弾き語りでの音楽活動をしているｎｏｒｉｃｏさん、実はお母さん
であり、産婦人科医でもあるのです。５歳の時からピアノを始め、
中高校では吹奏楽部でフルート、大学時代は軽音楽部、ポップスの
全国コンテストの地区代表になるなどしていていましたが仕事や結
婚、子育てで約１０年音楽から離れ２００７年活動を再スタート。
去年９月には６曲入りの１ｓｔアルバム「ぬくもり」をリリース。
収録されているのは再活動後に作られた曲が中心で、歌いながら
涙があふれることもあるそうですがそれはｎｏｒｉｃｏさんが大切
な人へ伝えたい思いを歌という手紙にしたものだから。お子さんが
小さい時触れ合いを多く持ちたいと思いながらもフルタイムで責任
ある医師として懸命に命に向き合う日々、支えてくれるご実家のお
母さんに感謝と甘えてばかりいるのではという葛藤。全てに一生懸
命だからこその胸の思いが音楽を通して暖かなメロディと歌詞になっ
て生まれました。同じ世代の女性たちがｎｏｒｉｃｏさんの曲を
聴いて涙するというのも様々な立場からもう一度自分自身に立ち返っ
て大切な絆を再確認できるからかもしれません。歌詞カードやアル
バムジャケットにはｎｏｒｉｃｏさんのお母さんが描かれたコスモ
スやチューリップなど美しい花の水彩画が配され、またレコーディ
ングやライヴには二人のお子さんも参加、親しい友人が作ってくれた
楽曲もあり、現在非常勤の産婦人科医として働くクリニックでは窓
口にCDを置くなど応援。音楽がｎｏｒｉｃｏさんの等身大としてあ
る姿をとても眩しく感じました（実はご主人も音楽をされるそうで
そのお話はまた来週に♪）。１月にはライブも多く、今月は先日チュ
ーリップ四季彩館でのコンサートがありましたが３月にも富山市の
カフェや立山町陶農館でのライブが予定されています。詳しくは
ｎｏｒｉｃｏさんのHPでチェックしてくださいね。
本日お届けした曲はFMとやまでも紹介している「笑顔になれるこの
街に生まれて」☆大好きな富山の自然や魅力を歌った曲ですが、実は
高校の同窓会を前に懐かしい顔をイメージして作った曲でもあるとか。
そして次回お届けするのはタイトル曲「ぬくもり」☆息子さんの演奏する
バイオリンがまたキュンとします♪とっても大切な曲だそうですよ。
来週もどうぞお楽しみに！！！
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（Takagishi記）