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12月16日&23日放送はピアノが紡ぐ命の美、富山市の福井るりさん♪

2011年12月16日

2週に渡っては富山の音楽シーンを応援するOTANIふれ逢いステーション
によるふれステ・マガジン。今回は富山市在住のピアニスト、福井るり
さんをスタジオにお迎えしました。福井さんはクラシックはもとより
即興音楽を中心に作曲、編曲も含め幻想的なオリジナルの音楽世界を
聴かせるアーティストです。まずお届けした曲は立山町の陶農館で演
奏した録音からの「光・雲・風」。こちらは富山の歌人の歌にインス
パイアーされた曲。福井さん、出身も富山市で海に近い住まいは音楽
の創造の源になることも多いとか。ご両親が画家とのことで小さい頃
から感性を大きく育む環境だったのでしょうね。高校から東京の桐朋
女子高等学校音楽科に進み、ハンガリー国立リスト音楽院でピアノ、
室内楽を学びました。1988年という時代の大きな転換期に訪れた
東欧でのジプシー、ロマの音楽や民族のせめぎ合うエネルギーは自身
のその後に大きな影響を与えたそうです。94年帰国後触れた能登の
御陣乗(ごじんじょ)太鼓で打ち鳴らされる根源的なパワーに圧倒さ
れ、ピアノもある意味打楽器であることを悟り、東京での打楽器奏者
との出会いや様々なコラボレーションから即興音楽へと進んでいく
過程はクラシック音楽の勉強を積み上げて行くのと同時の必然の形で
の歩みだったことを福井さんから情熱的なお話から感じました。即興
も単にその場その場の思いつきの演奏ではなく共演者と長い弾き合い
の時間を持ちその中から互いに面白い音楽の言葉を見つけてそれらが
ステージで瞬時の形となって聴く人に届けられるものだと実感しまし
た。そして福井さんのもう一つの大きな出会いはある障害者の方との
音楽。寝たきりの状態でタンバリンを鳴らし、その響きに福井さんが
ピアノを合わせる演奏は命の讃歌とも言えるかもしれません。
ピアノ以外にも何か楽器がしたいとのことで日本のアイヌ民族出身の
音楽家OKIさんとの出会いからアイヌの伝統弦楽器トンコリ(ギター
のような琴のような楽器です♪)も演奏する福井さん。あさって18
日の午後1時から滑川市民交流プラザで開催される「たぬきマス
LIVE PARTY」でポータブルピアノとトンコリの演奏(トンコリンコ倶
楽部)をされるそうですよ。障害のある人もない人も一緒になって
楽しんでもらおうというパーティ(NPO法人文福レク部夢宙人主催)
福井さんの他様々な音楽、パフォーマンスの皆さんが出演とのこと
です(こちら前売り800円、当日1000円)。
さて、来週は福井さんが東日本大震災や原発の問題を心に受けて
祈りの思いで開催されたと言う10月オルビスでのカカラコンサー
トについて伺います。KAKAR(カカラ)はアイヌ語で紡ぐという意味。
打楽器奏者・松本”YAO”善行さんが演奏する民族楽器バラフォンと
福井さんのピアノが織り重ねた音楽の思いについてお話していただ
きます。
本日お届けした曲は県立近代美術館でのライブ録音より福井るり
さんのピアノ演奏で武満徹の「Rain tree sketch」でした☆
次回は福井さんとYAOさんのコラボ演奏をたっぷりとお届けします
よ☆どうぞお楽しみにー!!!
福井さんの今後のスケジュールやピアノ教室のお問い合わせは
公式ブログにアクセスしてみて下さいね。美術と音楽のかかわり
など興味深いお話もいっぱいですよ♪
(今度はそんな話題や現代音楽についても伺いたいものです!)
                           (Takagishi記)

FMとやま 5:18 PM