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鏝絵の町こすぎ 

2012年3月16日

今週は、小杉地区の新たな魅力を紹介します。

射水市小杉地区は、町並みの至るところに鏝絵(こてえ)の看板があるんです。

鏝絵とは、壁を塗る鏝を使って漆喰で描いていく絵画なんです。
漆喰彫刻とも言います。

県内では井波彫刻が有名ですが、井波彫刻は木を彫って描いていくのに対し、
鏝絵は、何も無いところに漆喰を盛って描いていくんです。

今回は、この町の鏝絵の看板を製作されている左官業の石崎勝則さんに案内してもらいました。

ご紹介したいのが、
射水市戸破 荒町通りにある森永酒店さん周辺です。
森永酒店さんの看板は、この町の鏝絵の看板第一号なんですって。

また、森永酒店さんのお隣にも、素敵な看板が。
旧小杉郵便局のこのお家の看板にはポストがデザインされています。

大きさは80センチ×40センチほどで、
ポストの投函部分には穴が開いていて、
このお家の郵便受けとして利用されているんです。
とってもかわいいですよね。

また、森永酒店さん、旧小杉郵便局の道をはさんで向かいにある、
黒川金物店の看板は木挽(こびき)のこぎりの形。

製材所の無かった時代は、この木挽(こびき)のこぎりを使って木を切っていたそう。
また、看板には昔のお釜やお鍋もデザインされていて、
これは、子供たちに昔の生活の様子を伝えるためにデザインされたとか。

そして、看板の右のほうには黒川家の家紋もあしらわれていて、
鏝絵の看板には見ごたえがありますよ。

そして、森永酒店さんの2軒隣のお店、カジタニさん。
 

こちらは・・・
軒先に看板は見当たりません。

というのも、店内に鏝絵の看板が飾られているんです。
「外に飾るのはもったいない・・・」と、ご主人が仰るからだそう。
イベント等の時にだけ、外に飾るのだとか。
いかにお店の方がこの看板を大切にされているのかが、わかりますよね。

その鏝絵の看板はコチラ。

草履の形の看板に、立体的な草履がくっついています。
鼻緒の部分は浮き上がっています。
漆喰でこんなことができるんですね!

「漆喰だけで持ち上げようとすると、乾くのに時間がかかるんで、
盛り上げたいとこまで、土で盛るんです。その上から漆喰で仕上げるんです。」
と、石崎さん。

「鼻緒の部分は、針金をいれて、縄を巻いて、漆喰を塗ったんです。」
と楽しそうに話してくださいました。

草履にお花がデザインされたこのかわいらしい鏝絵の看板。
お店の雰囲気にピッタリです。

  

  

鏝絵の看板で町を盛り上げたい。
この鏝絵の看板の皆さんに見に来て欲しい。
そんな、石崎さんの町を愛する気持ちを強く感じました。

また、この鏝絵の町こすぎの町巡りの拠点として、
森永酒店さんの奥に、この春、イタリアンレストランもオープンするそう。

森永酒店さんの家紋をモチーフにした鏝絵の看板は、
また景観広告として、表彰もされたとか。
鏝絵の町の拠点にふさわしいですよね!

オープンするイタリアンレストランの名前は【ユニコ ネル モンド】。
イタリア語で”楽しい”、”ユニーク”、”世界にただひとつ”とか、そんな意味があるんですって。

「イタリアンのいいところは、敷居が高くないこと。
ワイワイガヤガヤ、みんなで取り分けあって楽しんでほしい。」と
森永酒店のご主人の森永醸治さん。

店内には大黒天の鏝絵の作品も。

こちらは、第1弾の作品なんだそう。

作品を楽しみながら、お食事ができるなんて、
とっても素敵ですよね。

現在、オープンに向け準備中だそうです。
お問い合わせは森永酒店さんまでどうぞ。

森永酒店
富山県射水市戸破6357-1
0766550045

imizu 12:10 PM