昨日、富山民放ラジオ７局ネット「防災スペシャル２０１７～熊本地震から学ぶこと～」朝９時から生放送でお送りしました。

１９９７年にスタートした防災特別番組も、今年で２１回目。

去年に引き続き、ＫＮＢ木下アナウンサーとパーソナリティーを務めました！

今年は熊本シティエフエムの営業部長、長生修さんをゲストにお迎えしました。

長生さんは熊本地震の本震で中断した放送を再開させるまっただ中を経験された方。（その時は停電していたので、サッカーの中継機材を使い、３０分後には放送を再開したとのこと）

地震からしばらくは、リスナーさんから送られてきたスーパーやコンビニ、ガソリンスタンドなどの営業情報など生活に直結する情報を送り続けました。

長生さんたちスタッフも自転車であちこち回って情報収集に奔走。

リスナーさんからのメールや電話は６０００件以上寄せられたそうです。

本震から３日後には曲のリクエスト受付を再開し、長生さんから被災地を勇気づけた曲として森高千里さんの「この街」（歌詞に熊本弁があります＾＾）、kokua(スガシカオ)「Progress」の２曲をご紹介いただきました。

災害放送では小学校の校歌も放送し、リスナーさんからはかなりの反響があったそうです。（放送区域の全小学校の音源があったのも偶然とのことですがそれもスゴイ）

生活に必要な情報を提供し、音楽で勇気づける・・・まさに暮らしに寄り添うのがラジオなんだなと感じる２時間でした。

このほか番組では車中泊専門誌「カーネル」編集部へのインタビューや、富山トヨペットＧスクエア富山本店で行われたＫＤＤＩによる避難所における通信を確保するデモンストレーションの中継なども交えてお届けしました。

富山県に住む私たちは心のどこかで「富山は地震のないところ」だと思っていませんか？

同じように「大きな地震はない」と思われていた熊本で起きた地震、それを経験した長生さんのお話を聞いて、富山県民も他人事ではないなと思ったはずです。

いま一度、災害への備えを考えてみましょう！

↓１週間以内なら、radikoのタイムフリーで聞けます！

富山民放7局ネット　防災スペシャル2017　「熊本地震から学ぶこと」 | ＦＭとやま | 2017/09/06/水 09:00-11:00 http://radiko.jp/share/?sid=FMTOYAMA&t=20170906090000

熊本シティエフエム・長生さんと。