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氷見沖のピンクの波

2011/6/7 火曜日

氷見といえば私「氷見きときとナビゲーション」の原辰徳です。

今回は、メッセージにあった「ピンク色の波」について調べてきました。

5月26日のニュースにもなったんですが、
あれは、「赤潮」でした。
 
p1010645.jpg
 
なぜ発生したのか詳しくはわかっていないそうなんです。
 
もしかしたら最近、寒暖の差が激しかったのもあって
起こったのかもしれません。

ピンク色だった原因は、「夜光虫」
(雨が降ったり石を海面に投げると光るプランクトン)
赤潮は発生するプランクトンによって色がちがうんですが、
夜光虫はピンク色になるそうです。
 
それが富山湾の沖(伏木や新港の沖)で大量発生したものが、
風に流されて氷見や伏木の沿岸で見受けられたんです。
ちなみに25日に見かけたときに吹いていた風は、「北東の風」。
 
みなさん富山湾を想像してみてください。
湾の中心で発生した夜光虫の群れ(赤潮)が
北東の風(北東から吹く風)で流されるとどこに着きますか?
 
そう氷見です。
 
ちなみに北西の風が吹くと
魚津や滑川など県東部の沿岸に流れ着くわけです。
というわけで赤潮だけでなくその他富山湾の調査を行っているのが、
富山県水産研究所。

お話を伺ったのは、若林さんでした。

水産研究所では見学も行っているそうなので、
詳しくは、076-475-0036までご連絡ください。
ちなみに今日は水産研究所のすぐ裏にある防波堤で男二人夕日にむかってお送りしました。

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